行政書士とSDGs(行政書士の業務を通じて地域の未来を支える)
SDGsって、行政書士の仕事にも関係あるのでしょうか。
SDGs(持続可能な開発目標)というと、環境問題や国際協力のイメージが強いかもしれません。
でも実は、私たち行政書士が日々取り組んでいる業務の中にも、SDGsの理念と深くつながるものがたくさんあると思っています。
例えば
〇 空き家の利活用や農地転用を通じた「住み続けられるまちづくり」(目標11)
〇 産業廃棄物の適正処理や環境配慮型事業の支援(目標12)
〇 高齢者の見守り契約や死後事務委任契約による安心な暮らしの支援(目標3・16)
〇 外国人雇用や創業支援を通じた地域経済の活性化(目標8・10)
こうした業務はすべて、地域の人々が安心して暮らし、働き、未来を描ける社会をつくるための土台です。
行政書士は、法令に基づいた手続きを通じて、その土台を確実に支えています。
私自身、長崎という地域に根ざして仕事をする中で、「行政書士の業務で地域に貢献したい」という思いを強くしてきました。
SDGsは、国際的な目標であると同時に、私たちの足元にある課題でもあります。
高齢化、空き家、環境問題、地域経済の担い手不足等、これらはすべて、地域の現場で日々向き合っているテーマです。
機会があれば行政書士の業務とSDGsの各目標を一つずつ取り上げながら、「行政書士の業務を通じてできる地域貢献」のかたちを、わかりやすくご紹介できればな~ と思います。